星空を味わって感じると…。あなただけの素敵な星の冒険。 hosi-title.jpg

2003年02月17日

占星術の本質的意味

星々が個人や全体に与える影響を探る法を占星術と言いますが、なぜ、星が私達に影響を与えていると言えるのでしょうか?

占星術を、本当の自分、そして人間を知るためのツールとして
まじめに取り組み始めた時から、この疑問は湧き起こるはずです。

運命は自分の手で…と信じている前向きな人は、おそらく占いが好きではありません。
私も、もちろん、単なる統計の話であるのなら探究はしなかったでしょう。

私達の身の回りには、好むと好まざるに関わらず「占い」が溢れています。
どんな雑誌にも占いコーナーは設けられています。
朝になるとどのチャンネルを選んでも、「今日の運勢」が放映されています。
メルマガでも「占い」のカテゴリには、登録者も読者もわんさと集まるもののようです。

それは占いを信じるという以前に、また、人生をもっと良くしたいという願い以前に、「占い」的な意味付けが、星には秘められていることを、人は、本能的に知っているからだと考えています。

統計は結果です。
占星術は、統計から推考される学問とは、全く、質を異にする分野であると、承知しておくことが必要です。

      †        †

一番、わかりやすい星は「太陽」です。
太陽は、言うまでもなく、人を、そして人だけでなく、地球に棲まう生きとし生けるものすべてを養っています。

同じように、月やその他の惑星も、私達の身体と心に影響を与えているのではないか…とするところに、まず、占星術の根拠があります。
昔の人が考えたこの発想は、とても自然で正当な感じを覚えます。

しかし、また、こんな風に思います。
もっと昔…マホメットやキリストや仏陀が産まれたより、もっともっと、はるか昔、人間が占星術の根拠や動機を欲していなかった時代が
あったのではないだろうか…と思うのです。

古代の人々は、現代人が太陽の恵みを、ごく自然に受け取るように、
その他の惑星の恵みを受け、その影響を敏感に感じ取っていたのではないか…と思われるからです。
それは私達が、手のひらを太陽にかざして(暖かい)と感じる感触と似ているのではないでしょうか。

月や惑星が、自分の心や体のどこかに作用している感触を古代人は、まるで今の私達が、太陽を見たときにまぶしく感じるのと同じように、
まざまざと捉えていたように思われるのです。

これは、各地で語り継がれてきた神話やソクラテスが弟子達に語った物語が、現在もそこそこ温存されているのを見ると想像されることです。

当時は、このような理屈は、一切必要がなかったに違いありません。
私達は、確かに、当時のような鋭敏さを損なってしまったのかもしれない。

でも、私達は感じます。
夜空を見上げる星の瞬き、輝き、そして惑星の色の微かな違い。
そんなことをわざわざ意識して眺めることもないけれど、私達は無意識の内に、星々の持つ個性をかぎわけて受け取っているはずです。

オリオン座、カシオペア座、北斗七星…星座の並びの美しい配列。
和音の旋律にも似た、それぞれの個性を私達は知っています。

空気の澄み切った冬の夜、もしもそれらの星座を見つけたとき、私達はどの星の並びであれ、等しく「美しい」と感じるでしょう。
それはそれでいいのです。正しいのです。
ただ私達の心の奥底ではオリオンとカシオペアの旋律の違いを感じ取る
センサーのような感覚が働いています。
それはドミソとドファラの和音の違いを聞き取れる五感と変わりません。

そこには、そもそも比較はありません。
オリオンにはオリオンの、北斗七星には北斗七星の印象(個性)が、ただ存在するだけです。
これが占星術のマテリアルです。
そして、ここにこそ占星術の、はじめのはじめの動機があると、私は考えています。
posted by ミケ at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 星のシンボリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太陽†占星術のマテリアル

太陽の存在は、私達人間にとって、絶対、です。
だから、はるか昔から、太陽は「絶対存在」として崇められてきました。
日本神話でも、アマテラスオオミカミは太陽の権化。
最高神として描かれています。

太陽がなければ、生命を維持することができません。
従って、太陽は「生命」のシンボルです。
太陽より、人間や生物のすべては「生命」をもらったのです。
これは、文字どおり、そうであると考えます。
母体での人間形成時、そして受肉前の時代に、太陽から、人間は「生命」をもらいます。

太陽ーとくに朝陽が良いでしょう…
陽を少しの間見つめると、私達の内奥で、何かが感応するのがわかります。
私達を起動させているエネルギー、それが反応するのが感じられるはずです。
自分が「起き上がっている感じ」がするはずです。
占星術で太陽は、「自我」や「自分自身」の象徴と言われる理由が
ここに見ることができます。
宇宙の藻くずだった存在に、はじめて「私」という「個」の感覚が生まれるのは、太陽のおかげです。

しかし、ここでの「個」は、まだ「全体」と一つである時の記憶と共にあります。
「他」と繋がりながら「私」が在る、というフィーリング……
私達が、現在、最も失ってしまった感覚を、太陽は象徴しています。続きを読む
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2003年02月24日

月†占星術のマテリアル

「直感の」月

お庭でゴルフの素振りをしながら月を眺めていると、急に新しいスイングのヒントが閃く…
…と言うコメントを下さった方がいました。
また、認識のメソッドをしていた時は、特に“くるもの”はなかったのに、終わってから、自分の未来像が脳裏によぎったというお話もありました。とても強くその姿を確信されたようです。

このことから考えられるように、占星術での「月」は「直感」とも関わっています。
なぜ、直感なのか…。
月を眺めたときに、自分の内側に起こるものを思い起こしてみて下さい。
先号で「太陽」のマテリアルについて考察しましたが、「太陽」を見た時に感じる、自己が立ち上がってゆく、あの力強い感覚は「月」を見上げたときには感じることができないのがわかるでしょう。

しかし、月は、太陽に負けず劣らずの存在感と印象を私達に与えています。続きを読む
posted by ミケ at 21:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 星のシンボリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年03月03日

占星術的天体観測

前回2回を通じて、太陽と月のシンボリズムを考察しました。
こんなふうに、一つ一つの星の働きかけを、今後もまだまだ探究してゆきます。
そこで、この占星術のシンボリズム探究において、私が最重要視していることを、今回は先にお話しておきたいと思います。

それは、まさしく天体観測…「観察する」ことです。観察は、占星術においても、また夢や神話などの他のコンテンツについても、私が、一貫して大切だと力説していることです。

どんな分野でも、「観察」というのは必須条件だと思われますが、私はシンボリズム研究においての「観察」という要素は、その他のものより、とりわけ面白く興味深いものだと感じています。
それは神秘学の場合、観察する対象が、現象だけではなく「自分自身」であることが必須中の必須になってくるからです。

星の姿形や大きさなどを物体として詳しく知りたいのなら、占星術ではなく、天文学の世界を覗いてみるべきでしょう。
しかし占星術から何かを学びたければ、それだけではいけないのです。続きを読む
posted by ミケ at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 星のシンボリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2003年03月10日

認識のメソッド 応用編

この応用編は、まさにシンボリズム探究の虎の巻です。


‥‥認識のメソッド 応用編‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
ex.「水星」の場合
用意するもの…2枚の紙か2冊のノート、筆記用具

準備…机に紙(またはノート)を2枚並べておきます。
1、人に邪魔されない場所を確保して、深呼吸するなど気持ちを静めます。
2、一冊目のノートに、「水星 水星 水星…」と綴ってゆきます。(ゆっくり、ゆったりと)
3、水星に関して、何か浮かぶことがあれば、もう一冊のノートにメモします。
4、再び、一冊目のノートに戻り、「水星 水星…」を続けます。
5、インスピレーションを受け取るたびに、2冊目のノートに控え、
  また一冊目のノートに「水星…」と書き続けます。
6、これを30分くらい繰り返します。

※机上に写真集の水星の掲載されているページなどを広げておけば、なお良。
※30分としましたが、もっとやりたければ気が済むまでどうぞ。
※静かなあまり抑揚のない音楽をBGMとして流しておくと集中しやすい。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


このメソッドは、10年ほど前に呼吸法の専門家の方から「認識瞑想法」として教えていただいたものとほとんど同じです。
星座に限らず、どんなシンボリズムにも使え、効果は絶大です。
またシンボリズム以外でも、日常の問題の解決法を探すのにも、同様のメソッドで探ってゆくことができます。続きを読む
posted by ミケ at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 星のシンボリズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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